
オンライン飲み会を始めようにも、ビジネス用途のビデオ会議ツールは設定が大変です。
飲み会専用ツールとして生まれた「たくのむ」なら、思いたった時にすぐ集まれます。設定不要のツールとは思えない機能の豊富さも魅力的で、対面の飲み会にはない魅力を120%引き出せます。
これから「たくのむ」を使って自宅からコミュニケーションを取りたい人へ、使い方や特徴・安全で楽しい宴会のヒントを紹介します。
Contents
「たくのむ」とは
https://twitter.com/tacnom/status/1252744494765600769?s=20
オンライン飲み会ブームのなかでに2020年3月にスタートした「たくのむ」は、アカウント作成やアプリ導入の手間いらずで、思いたったときにすぐブラウザから飲み会が始められる手軽さが魅力のツールです。
画面もシンプルで分かりやすく、すでにお酒が入っている状態でも操作に迷いません。人気のビデオ会議ツールが備える基本的なお楽しみ機能も備えており、楽しさと手軽さが両立できるおすすめのオンライン飲み会ツールです。
- 最大参加人数:7人(※2020年4月現在は+5人まで無料アカウントで参加可)
- 映像音声品質:◎
- アカウント作成:不要
- PCからの参加方法:ルーム作成後、ブラウザから参加
- スマホからの参加方法:同上
- 使える機能:お化粧モード・バーチャル背景・エフェクトモード(※それぞれPC版のみ)
- 推奨環境:パソコン・iOS13以上・Android10以上(※一部スマートフォンで利用できない可能性あり)
- 対応ブラウザ(PC・スマホ共通):Safari・GoogleChrome・Firefox
たくのむ飲み会の始め方・使い方
「たくのむ」の使い方は簡単です。飲み会開始までの流れがイメージできるよう、下記でざっくりとした流れをまとめました。
- 公式サイトから「飲み会ルーム」を作成
- ルームURLを参加者が受け取る
→参加者全員がURLをクリックorタップすれば飲み会の始まり!
各ステップの操作方法について、画像付きでさらに詳しく解説します。
※本記事ではiPhoneを使って解説していますが、AndroidスマートフォンやPCでも同様の操作で飲み会を開始できます。
飲み会ルームを作成する
まずは公式サイトにアクセスし、飲み会ルームを作成します。
終了時間を設定したい場合は下記①・宴会に時間制限を設けたくないときは下記②で作成し、飲み会ルームURLを取得しましょう。
取得したURLはLINEメッセージ等を活用して参加メンバー間で共有し、準備の整った人からアクセスして入室します。
ルームURLから入室する
飲み会ルームURLにアクセスするだけでは、まだ入室扱いになっていません。
画像左のように英文ページが出てきたら”Request permissions”をクリックorタップします。カメラとマイクの使用許可に関するポップアップは「許可」を選択しましょう(iOSの場合)。
通話中の操作方法
通話中の基本的な操作(ビデオとカメラのオンオフ切替・参加者確認・テキストチャット入力)は、通話画面の下部で行います。
通話画面右上のメニューでは、インカメラとアウトカメラの切り替え・自分の動画の拡大/縮小の切り替えが可能です。
参加者名を誤って設定してしまったときは、右上のメニューから”Set display name”で修正してみてください。
飲み会ルームの退出方法
飲み会ルームから退出する際は、ブラウザを閉じる操作だけで構いません。
パソコンのブラウザで参加したときは、通話画面右上の「退出」ボタンでも離脱可能です。
たくのむのメリット・デメリット
「たくのむ」には少人数での飲み会にうってつけの長所が揃っていますが、参加メンバーが増えた場合は適宜ほかのツールを選んでみても良いでしょう。
セキュリティやプライバシーの面でも、URLを共有すれば誰でも入室できる点を踏まえて意識する必要があります。
「たくのむ」ならではのメリット
たくのむのメリットは何よりも使いやすさにありますが、無課金の状態でも通話時間に制限がない点はさらに嬉しいポイントです。
飲み会の参加者に個人的な連絡先を教えずに済むのも、オンラインでコミュニティを拡大したい人には嬉しい仕様です。
「テレワークはZOOMで・飲み会は”たくのみ”で」とのようにツールを分けることで、プライバシーを守りながらメリハリのある人間関係を作れますよ。
- ブラウザから設定不要で参加できる
- 通話時間に制限なし(任意で制限するのもOK)
- LINEアカウントやメールアドレスを教えずに済む
デメリット・注意点
一方で、最大参加人数が7人(※2020年4月現在は+5人まで無料アカウントで参加可)と少ない点には要注意です。
広く呼び掛けて自由に参加してもらう宴会には向きません。
機能面でもビジネス向けの使い方(ファイル共有)などには対応していないので、宴会中の写真や動画を保存して送りたいときは別のツールを使う必要があります。
- 最大参加人数が少ない(7人or12人)
- ファイル共有や録画機能はない
- プライベートな内容を話すときはURL共有方法に注意(不特定多数が見る媒体はNG)
また、ルームURLの共有方法もプライバシーを意識しましょう。
たくのむの飲み会ルームは、入室パスワード設定に対応していません。
参加するためのURLをグループチャットやSNSのタイムライン等で広く共有すると、意図しない人が参加してプライベートな会話内容が漏れてしまう恐れがあります。
気軽に色々なことを話す目的で飲み会を開くなら、主催者からのURL共有は個別メッセージで送信するのがベストです。
たくのむ飲み会をもっと楽しむ方法
パソコンのブラウザで”たくのむ”に参加する人は、簡単な設定で「バーチャル背景」や「エフェクト・フィルター機能」などの動画加工機能が楽しめるようになりました。
宴会を楽しく盛り上げる用途だけでなく、部屋の様子やすっぴんを見られたくない人にもおすすめです。
『たくのむ』で顔や背景を加工できるようになりました!【PCのみ】|オンライン飲み会サービス『たくのむ』#たくのむ #note #オンライン飲み会 https://t.co/mCHbpXIzPK
— オンライン飲み会サービス『たくのむ』 (@tacnom) April 23, 2020
SnapCameraの導入方法
SnapCameraは海外サービスですが、英文が読めなくても設定できます。まずは公式サイト(リンク)にアクセスしましょう。
クライアントのダウンロードの際は、①利用規約の同意・②ロボット認証の順でチェック入力します。
メールアドレス入力欄はニュースレター送付用であるため、必ずしも入力する必要はありません。
各チェック入力後は、使用しているパソコンがWindowsなら”Download For PC”・Macなら”Download For Mac”とのように、対応するクライアントをダウンロードします。
インストール後は早速Snap cameraを起動しましょう。
使用したい背景・フィルター・エフェクト等を選んでカメラに適用すれば、たくのむでの通話に反映させる準備は完了です。
最後に、たくのむの通話画面にSnap Cameraの設定が反映されていない場合は、通話画面のメニューから”switch camera”を選択してみましょう。
まとめ
オンライン飲み会の専用ツールとして生まれた”たくのむ”は、どんな端末からでもブラウザで2~3クリックすれば始められるのが強みです。
無料でも時間無制限の通話が楽しめて、SnapCamera導入による動画加工機能が使えるのも利点と言えます。
一方で、ビジネス用途のツールなら基本機能であるはずの「ファイル送信」や「画面共有」は使えません。URLの共有方法も、プライバシーには十分配慮する必要があります。
多少の機能上の制限はあるものの、機器操作が苦手な人でも楽しめる点は”たくのむ”の他にはない強みです。
本記事を活用して、早速いつもの飲み仲間に召集をかけてみましょう。